用語集

ランナーレス金型

ランナーレス金型とは、射出成形において、製品成形時に発生する余分なプラスチックを受け取るためのランナー(流路)を持たない金型のことを指します。

一般的なプラスチック金型は、成形に必要な溶融樹脂を金型内部に流すために、ランナーと呼ばれる流路を金型内に設置する必要があります。しかし、ゲート方式にもよりますが、ランナー内に残留して固化した余分な樹脂が生じるため、後工程でこれを処理(いわゆるゲートカット)する必要があるほか、その分歩留まりが低下します。

しかしランナーレス金型は、バルブシステムを設置する必要があるためイニシャルコストは上がるものの、ランナーが出ないため歩留まりが向上し、材料費を低減することができるうえ、後工程のゲートカットも省略することができリードタイム短縮にもつながります。

なお、成形品形状や樹脂の種類によっては、ランナーレス金型が使えない場合があります。

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この記事の執筆者

  • この記事の執筆者
  • 野中啓志(設計課)

    富山県の金型メーカーで10年間、金型設計に従事。2024年に静岡県の成形メーカーの金型部門に転籍。多段式射出成形金型の開発や展開に取り組んでいます。

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